乾燥機や籾すり機が半額補助、環境共創イニシアチブ(SII)補助金の農業向けまとめ

 
既にご存じの農家さんも多いかもしれませんが、
2015年の3月、平成26年度補正予算の補助金で
【地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金】の
募集が開始されました。


環境共創イニシアチブ SII 補助金
→環境共創イニシアチブ公式Webサイト

  
この中の「最新モデル省エネルギー機器等導入支援事業(A類型)」
下記の農機具が、補助対象の農機具として該当するようです。

・乾燥機
・籾すり機
・玄米保冷庫、低温米びつ
・精米機

   
そこで、この記事では今回の補助金について、
農業者の方向けにまとめてみました。
 
乾燥機や保冷庫の更新、新規導入を
お考えの方はぜひ申請してみてはいかがでしょうか。
 
 

<おことわり>
この記事は、ブログ管理者の個人的な調査や見解に基づくものです。
本記事の閲覧により生じた、いかなる損害の責任も当方は負いません。
あくまで参考としてご覧いただき、必ずご自身の責任で申請して下さい。

 
    

環境共創イニシアチブSII補助金(2015年度)の概要

 

カンタンに言うと?


・産業施設(工場やオフィス)に、省エネな機械・設備を
 導入したい事業者さんに補助金を出します。
 (ただし、対象となる機器は新製品に限ります)
 
・これを農業向けに言い換えると、
 省エネ性能をセールスポイントにしている
 新型農機具を買いたい農家さんに
 補助金を出します。 という事になります。
 
・予算は800億円程度、予算無くなり次第終了の
 いわゆる「早いもの勝ちの補助金」です。
 
・応募期間は平成27年3月16日~12月11日(書類必着)です。

補助率は?


農家さんや農業法人の多くは、中小企業や個人事業主の枠になると思います。
・半額(50%)の補助
・機器の合計金額が100万円以上(補助の下限が50万円以上)
・補助の上限金額は1.5億円

※工事費は含まず、機械本体の値段に対して補助金が出るようです。
 

対象となる農家の条件は?


もともとは一般企業を対象にしていて、個人事業主(農家)の場合は
会計事務所を使って税務申告を行うくらいの、大規模な方を対象にしていました。

しかし4月頃に、SIIの方針が若干変更されたようで、
「青色申告をしていればOK」と、間口がかなり広がったようです。
また今回は「担い手」への登録や、作付面積による制約が無いのも嬉しいですね。

1、法人
 ・株式会社・・・株式会社○○○ファーム、
 ・有限会社・・・有限会社○○○農園
 ・農業生産法人や農事組合法人、・・・農事組合法人○○○生産組合
 →商業登記簿謄本の原本を取って提出が必要になります。

2、個人事業主の農家
 ・個人事業主は、青色申告者であり、税務代理権限証書の写し
  又は税理士・会計士等による申告内容が事実と相違ないことの
  証明を提出できることが要件です。
 

 ・上記書類が提出できない場合は、
  税務署の受け取り受領印が押印された確定申告書Bと
  所得税青色申告決算書の写しを
  申請書類に添付することで、代えることができます。
  電子申告の場合は、受信通知メールの出力も
  合わせてご提出ください。
   

※つまり、普通に税務署で青色申告をしている
 個人事業主の農家さんならOKという事になります。

 

環境共創イニシアチブSII補助金の対象製品は?


今のところ下記4製品があてはまるようですが、これら全てが対象ではありません。
メーカーさんが「省エネ製品」として各種登録団体に申請しているものに限ります。
・乾燥機
・籾すり機
・玄米保冷庫、低温米びつ
・精米機
  
 
こちらで調べた、各メーカーさんの省エネ補助金対象機械を記載しておきます。
あくまで参考としてご覧いただき、詳しくは農機具店に相談して下さい。
  

クボタ


・確認中

イセキ


・確認中

サタケ


・確認中

静岡製機


参考→http://www.shizuoka-seiki.co.jp/?news=20150402hojyo
 ・遠赤外線乾燥機
  SSE-EM18、21,24,27,30(F)
  SSE-EL30、35、40、45、50(D)(F)
  SSE-ELL55、60、65、70(D)(F)
  SAC-E750、850(D)
  SAC-E110、130、150
 
 ・熱風乾燥機
  SSE-GM18、21、24、27、30(F)
 
 ・籾摺機
  SMRP6000G
 
 ・玄米保冷庫
  GE7、14、21、28、32
  GB14H、20H、28H、32H
  GB3001G、3003G、6001G、6003G

 ・低温米びつ
  KSX-15、31
 

環境共創イニシアチブ(SII)補助金の申請方法は?

申請の大まかな流れ



1、導入機器を選定する
2、SIIのWebサイトでアカウントを作る
3、農機具店3社に、価格見積もりを依頼する
4、農機具店どれか1社を通して、導入機器のメーカーさんに
  性能証明書の発行依頼を出してもらう
5、SIIのWebサイトで必要事項を入力し、印刷する
6、提出して審査結果を待つ

これが大まかな手順になります。

今回の補助金は、一般的な農機具の補助金と違っていまして、
「40馬力のトラクタを、クボタ、イセキ、ヤンマーの3社で見積もる」
と言った具合に同等性能の農機具を3メーカーで見積るのではなく、

「静岡製機のSAC-E110をA農機具店、
 B農機具店、C農機具店の3販売店で見積もる」
といった具合に、同じ型番の製品を3つの農機具販売店で見積もる必要があるという事です。
 
 
申請用のアカウントは、PCのメールアドレスがあれば、SIIのサイトから取得できます。
携帯のメールアドレスでは申請できないので、パソコン用のアドレスを取得しておく必要があります。
  
   

SIIによる一般公募の説明会日程


SIIでは3月末くらいまで公式の説明会を行っています。
中小企業や個人事業主の方々が大勢詰めかける説明会で、
私が参加した時は超満員でした。
 
参加される方は、早めに会場入りして
座席を確保しましょう。2時間立ち見はキツイです。
 
 
説明会の日程はこちらで確認できます。
https://sii.or.jp/category_a_26r/shinsei/session.html

申請したいけどよく分からない人は


農機具販売店さんが相談に乗ってくれると思います。
 
ただ、インターネットを使ったパソコン入力が結構沢山ありますので、
パソコンやネットに強い方がいらっしゃる所の方が良いかもしれません。
   
せっかくの敷居が低い補助金ですし、半額補助は大きいですよね。
早い者勝ちの補助金なので、ぜひ早めの申請をお勧めします。